1 自販機の前で

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私の名前は黒澤なつみ。高校2年生 のごくごく普通な女の子。 ちなみに得意教科は体育!!(笑) この無表情の男子の名前は岩崎隼人。 ちっちゃい頃からの幼馴染み。 はっきり言って、整った顔立ちをして いる。 だがしかーし!!究極の無愛想男 なのだ……。 こんなに無愛想なのに女子にモテるの はなんでだろう? まぁ、顔がいいのは認めるけど…。 今は放課後。私は中庭にある自販機に ジュースを買いに来ていた。 「てか、お前さっきから何一人でブツ ブツしゃべってんの?」 隼人はおもいっきり眉をしかめな がらこっちを見ている。 あ、自分の世界に入っちゃってた。 テヘペロ 「またブツブツ言ってるし。 テヘペロとかキモいんだけど。」 いやいや、仮にも女子に向かってキモ いは酷いでしょ。 てか、心の声駄々漏れじゃん私!!
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