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マリアたちのグループは早々にノルマを達成し、次の訓練に進む為に隊員たちの元へ向かった。自分の方にやってくるマリアたちを見て“やっぱり“という表情を隊員たちは浮かべていた。
男性隊員「King様たちのグループが1番です。もう少しかかると思っていましたが、予想を超えてくるとは…我々、言葉が出てきません。次は、彼女が担当なのでそちらへ行ってください。」
男性隊員がトップ通過を伝え、次の訓練の担当者の方へ指して移動を促した。ファイたちは、それに従い担当の女性隊員へ歩いて行った。
女性隊員「それでは次の訓練の説明をさせていただきます。次は新人隊員に混じっての模擬戦闘です。私が戦闘訓練所へ案内いたしますので、ついて来てください。」
担当者の言葉にファイとマリア以外のメンバーは様々な表情を浮かべた。担当者が歩き出しファイたちは後を付いて歩いていると生徒たちとは違う気迫のある声が段々と聞こえてきた。その声にファイ達は緊張と身が引き締まる思いが高まり震え出した。
女性隊員「ここにいる隊員は今年入った新人だけですが、剣術・魔法・格闘の素質が高いので数年後には普通チームの上位か選抜チーム入りする者がいると思います。皆さんが選択した希望隊の隊員と模擬戦闘してもらいます。勝敗だけでなく、その試合内容を評価させていただきます。」
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