第2章 Aceの初依頼

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AceとKingの二人が心の中でJokerにツッコミを入れているとき、男が痺れを切らして剣を出してJokerに斬りかかってきたが、あっさり防がれた。 男「なんで防げるんだ?お前の死角から攻撃なのに…。」 Joker「簡単だよ…お前みたいな『自分の力を世の中に誇示したい奴』は、どんな手を使ってでも相手を倒そうとする。だから死角からの攻撃なんて容易に想像できる。」 男「だけど…ちょっと不用心じゃないか?剣に仕掛けがあるとは思っていないのか?」 男は剣の持ち手にあったボタンを押すと刃の部分に無数の棘が現れたが、Jokerは涼しそうな顔をしている。 Joker「さっきも言ったけど…お前みたいな奴の行動は容易に想像出来る。だから仕掛けの一つや二つくらいはあると思っているさ…。」 Jokerは男の剣を刃の所で掴み少し力を込めて刃を折った。その様子に男のみならずAceも驚き、その場に沈黙が訪れた。 男「なんで…なんともないんだよ!?棘には体を一時的に麻痺させる毒が塗ってあったはず…なんで動けるんだよ!?」 Joker「お前は…“Joker”の意味を知っているか?知っているなら答えにすぐわかるはずさ。まぁ…分かった所で何も出来ないけどね。」 Jokerが言い終わると男が糸の切れた人形のように地面に倒れた。側にいた隊員近寄り男を連行していった。
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