第3章 マリアとジョーの日常

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その場にいた全員が声の聞こえる方に顔を向けると笑顔のファイが立っていた。 男子生徒1「ファイさん…おしゃっている意味がわからないのですが?」 ファイ「そのままの意味だけど…もしかして、理解できなかった?じゃあ…すごく分かり易くもう一回言うね。ジョーのことを『落ちこぼれ』と言っているけど…君たち、ジョーと同じクラスじゃなかったけ?」 ファイの言葉にジョー達の周りにいた全員がぐうの音が出ず呻いていた。 男子生徒2「ファイさん、前から思っていたんですが…Kingの称号を持っていて学校トップレベルの実力を持つあなたが、なんでジョーなんかと友達でいるんですか?」 男子生徒の言葉に全員が頷き、賛同する声も上がりだした。
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