第3章 マリアとジョーの日常

6/15
前へ
/45ページ
次へ
ファイ「僕は君達よりジョーの事を知っているから言っているんだよ。君達は魔力量が多いからたくさん魔法を唱えられるけど、ジョーは魔力が少ないけど君達以上に努力している。その証拠に実技では君達にジョーが勝っているじゃないか?」 女子生徒1「それは…私たちの攻撃の隙をついて魔法をヒットさせているだけで負けたわけじゃないわ!!」 女子生徒2「それに実技は、座学で属性の理解を習って実践するのだから…必ずしも実力とは言えないじゃない!!」 女子生徒たちの言葉に全員が頷き、ファイを睨みつけだした。 ファイはジョー達と生徒たちの間まで進み生徒たちの方を向き、笑顔から無表情となり抑揚はないが怒りだけは込められた声で話しだした。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加