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人々が魔法を使い始めて千年以上経ったある日…ある屋敷の表門に『マリア・アラン チーム"コート"昇格記念パーティー』と掲げられていた。
???「マリア!!!!お前だったら出来ると信じていたよ。マイもそう思うだろう?」
逞しい髭を蓄えた男が赤髪の女の子を撫でながら褒めていた。
マリア「お父様…髪が乱れるので、辞めていただけませんか?」
マイ「あなた…マリアが嫌がっていますから、お辞めになられたらいかがですか?」
マリア達の方へ1人の男が笑顔でやって来た。
???「ジーンさん・マイさん、そしてマリアちゃん…この度、おめでとうございます。まさか、マリアちゃんがギルド最強チームの末席に入るとは…ジョーもそう思うだろう?」
その男は、端の方にいた同じくらいの年齢の男に話しかけた。
マリア「ファイさん、いつも思うんですが…何でジョーと友達をしているんですか?」
ジョー「マリア…それヒドくないか? すごく悲しいけど…。」
ジョーは、マリアの言葉に少し凹んでいた。はたから見ると…とてもジョーが兄とは思えない感じであった。
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