第4章 校外学習

13/19
前へ
/45ページ
次へ
男性隊員「あぁ忘れていました…基礎訓練は本人が扱える魔力量によって変わるので、計測とテストをしないといけませんでした。こちらの魔道具で計測して、魔力制御のテストを行います。」 女性隊員「制御できる魔力量も午後のチーム選考の基準になるので訓練では手を抜かないでください。もちろん、King様とAce様の2人はお手本をお願いしてもよろしいですか?」 女性隊員から言われて、ファイとマリアは生徒たちの前で魔道具の使い方とテストの内容を実践してみせた。魔道具に表示された数値と制御している魔力の塊の大きさに生徒たちは、驚きと尊敬の目を向けていた。2人に続けてレイト達も計測しテストも受けて、マリア達の次に優秀な成績を出していた。 レイト「どうですか?こんなテストをする必要なんてなかったじゃないですか!?訓練も成績上位を独占させていただきますよ。」 レイトがそう発言した直後、魔道具がある方から驚きの声が上がっていた。魔道具に触れていた生徒も驚きの表情をしたまま固まっており、マリア達が覗いてみると表示されていた数値がレイト達を上回っていた。 男性隊員「素晴らしい!!この数値は選抜チームに入れるレベルですし、訓練もしっかり励んで頑張ってください。」
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加