第2章 Aceの初依頼

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男「1人で俺らを倒すだって…Jokerと呼ばれていても無理な話だね。“我、汝と契約し者。我を助ける為に現れよ。”《ウルフ召喚》」 男が詠唱すると魔法陣が5つ現れ、そこから5体の狼が出て来た。狼達は、Jokerに向かって一斉に吠えた。 Joker「複数を召喚する術は出来るみたいだなぁ…まぁ、俺がやったらあっけなく終わっちまう。Ace!!!!お前1人でウルフ5体を倒してみろ。倒すことが出来たら、この後の稽古を無しにしよう。」 マリア(なんでJoker様は、ファイさんではなく私に言ってくださるの?) Jokerは男の召喚術に感心しながら、マリアに修行と引き換えに狼を倒すことを命令した。その言葉にマリアは少し戸惑った。 King「マリアちゃん…Jokerの言葉に戸惑っているようだね?けど、チーム“コート”に選ばれたということは少なくとも実力はギルド内で上位にいることを忘れないように!!!フォローしておくけど、Jokerはチーム長だから、新しく入った君に期待しているんだよ?」 Kingはマリアが戸惑っているのに気付き、小声で言葉をかけた。マリアは、その言葉に驚いてKingのほうを向いた。
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