403人が本棚に入れています
本棚に追加
/347ページ
その後は、ユンファたちが壁内部に生息する魔物の特徴、自分たちが見たシガルドの強さ、依頼にはセラも着いてきたこと、そして、学園での授業などの話をした。
話に一通り区切りがついたとき、外はすっかり暗くなり、解散となる。
「じゃあ」
「うん!また明日学園で!」
「おやすみなさい」
「ふっ!夜道には気をつけろよ」
「明日からよろしく」
「あぁ」
タクトは自分の中の黒い何かがなんなのかが分からないまま帰宅した
祖父は家にはいなかったが、そのことに気づかないほどに、自分の中にある黒い何かを気にしていた
考えているうちに睡魔に襲われ、その日は寝ることにした
これから流れるように過ぎる日々に備えるように……
最初のコメントを投稿しよう!