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君は仕方なく気の良さそうな男性に声をかけた。しかし、男性は君を変な目で見ただけで、慌てて図書館を出ていってしまう。それにつられるかのように、静かに本を読んでいた男性全員が図書館を出ていってしまい、君はあまりの出来事にそのまま家に帰ってしまう。
君はその夜、ろうそくを年の数だけ吹き消す力も残っていなかった。今年はプレゼントはなく、用意されていたケーキを食べる気力もなく、真っ暗な部屋で1人枕を濡らした。
END
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