61人が本棚に入れています
本棚に追加
[柳]に住む忍者の一人である
棗 鈴(なつめ すず)は、
その腕を買われ、息子の秋人と共に当主である誠一郎の補佐役についていた
鈴「まったく…
秋人、奇襲は構わないが、
大事な用件があるならそっちを優先してくれ」
秋「いや…別に大事じゃないし。
少しくらい待たせても大」
鈴「大丈夫なわけないだろ!!
当主を待たせてどうする!?」
秋「鈴は、親父に甘すぎ!!
俺には厳しいことばっかなくせに…」
鈴「…秋人、
分かってるだろ?」
秋「ふん…次期当主ってんだろ?
分かってるよ。
…親父が鈴にとってどんな存在かも…」
鈴「分かってるならいいんだ。
さ、行くぞ」
足早に当主の部屋に向かった
最初のコメントを投稿しよう!