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鈴「…コイツら、本当にやる気あるのか?」
私の前で口を開けて固まっている5人の忍を指差しながら秋人に話しかける
秋「鈴が綺麗だから、固まっているんだろ」
鈴「は?お前は馬鹿か?
そんな訳ないだろ」
秋「無自覚ってたち悪いよな…」
鈴「ん?まぁ、そうだな」
秋「…
まぁ、これじゃラチ明かないな」
秋人は、ぱん!と手を叩き、
彼らの意識を醒まさせた
秋「お~い!寝てる暇ないぞー。
憧れの鈴様がいらしてるんだ。
これから模擬戦始めるぞー」
鈴「…馬鹿にしてるのか?
まず手本としてお前と戦ってもいいんだぞ?」
秋「すみません。
…まず、この中で一番成績良いやつは?」
他「僕です」
秋「名は?」
賢「賢人です」
秋「ん。じゃ、賢人は
鈴の模擬戦相手な。
他の奴は取り敢えず俺と見学だ。
賢人は、武器使用可。あと、鈴に少しでも傷をつければその時点で勝ちとする。
服が切れた、とか髪が切れたとかでもいいぞ。
賢人が終わったら、次は一番成績悪い奴に
模擬戦してもらうから。
よし、各自準備しろー」
鈴「賢人、何してる?
…先行くからな」
動こうとしない賢人を放っておき、歩き出す
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