第一話

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鈴「…コイツら、本当にやる気あるのか?」 私の前で口を開けて固まっている5人の忍を指差しながら秋人に話しかける 秋「鈴が綺麗だから、固まっているんだろ」 鈴「は?お前は馬鹿か? そんな訳ないだろ」 秋「無自覚ってたち悪いよな…」 鈴「ん?まぁ、そうだな」 秋「… まぁ、これじゃラチ明かないな」 秋人は、ぱん!と手を叩き、 彼らの意識を醒まさせた 秋「お~い!寝てる暇ないぞー。 憧れの鈴様がいらしてるんだ。 これから模擬戦始めるぞー」 鈴「…馬鹿にしてるのか? まず手本としてお前と戦ってもいいんだぞ?」 秋「すみません。 …まず、この中で一番成績良いやつは?」 他「僕です」 秋「名は?」 賢「賢人です」 秋「ん。じゃ、賢人は 鈴の模擬戦相手な。 他の奴は取り敢えず俺と見学だ。 賢人は、武器使用可。あと、鈴に少しでも傷をつければその時点で勝ちとする。 服が切れた、とか髪が切れたとかでもいいぞ。 賢人が終わったら、次は一番成績悪い奴に 模擬戦してもらうから。 よし、各自準備しろー」 鈴「賢人、何してる? …先行くからな」 動こうとしない賢人を放っておき、歩き出す
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