六畳半

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突き抜けるような青く澄み切った空を泳ぐように 白い雲がゆっくりと流れていく。 遠くにかまえる緑の山々。 私の頭の上で赤い風鈴がチリン、と心地よい音を奏でている。 ジリジリとまぶしく照りつける太陽。 でも私にはそんな暑さなどとっくに忘れていた。 それはきっと、隣にあなたがいるから。
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