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初めて出会ったのは忘れもしない、7月28日。
ずっと山奥のド田舎のちいさな集落で生まれ育った私は、あなたが初めてここに来たとき、とてもときめいた。
最初は、都会から来たあなたに興味を持っただけだった
でも今はそんな気持ちとは全然違う
わたしはあなたの虜になっていた。
二人きりで会ったあの時、私の中で何か大きな感情が押し寄せた。
もう一人じゃ生きていけない
あなたが必要。
私の中でもうあなたは私の一部なの
あなたは夏が終わる頃には何処か遠くへ行ってしまうと聞いた。
嫌だ。
そんなことを思うたびふいに体から涙が出てくる。
私はいつまでもあなたを愛し続ける。誰が何と言おうと。
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