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マジックショーをやらなくなったのはアーニャの死をきっかけにじゃない。
お前がアシスタントをやるためにマジックを練習してくれることに嬉しく感じた。
だが、それでも出来ないのは目立つ行為がこれ以上できなくなった。
俺は元々、教団の人間。母さんは帝国の貴族だった。
俺が帝国に捕まったのを母さんが助けてくれた。
それで、母さんと話しているうちに俺たちは互いにに恋した。
お互いの立場上、公にできないため身分を捨て教団を抜け、二人で暮らすことを決めてマジックを練習してマジックショーをするようになった。
そしてお前が生まれ、幸せだったがある時帝国の人間が俺達を探していると聞いた。
俺達は身を潜めることを余儀なくされた。
だが、そこでアーニャの不治の病。
帝国間で旅をすることしか出来なく、ビナーに移住して領主に頼んで帝国をごまかして今の家にいる。
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