秘密

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「ご馳走さま」 「いいって。今日は本当にごめんね」 「こっちこそ。ご飯まで奢ってもらって」 しかも人気アイドルの緒方マイミにだよ。良い思い出だよね。 「元のお店に帰れるかな」 「あ、きついかも…」 「しょうがないな~一緒に行ってあげる!」 マイミちゃんに案内されて姉貴達がいる店に戻る。 「ありがとう」 「バイバイ。トオル君」 マイミちゃんに手を振って急いで姉貴の所へ。 「遅いよトオル!!」 「ごめん…」 大量の荷物を見て唖然とする。いくらなんでも買いすぎじゃないですか。 「少し買いすぎかもしれませんね」 サクラさん。少しどころじゃないような。 「早く持ちなよ」 「うん…」 渋々荷物を運ぶ。なん往復かけて。少しくらい持ってくれてもいいじゃないか姉貴。 「この後どうするサクラ」 「そうですね。お洒落にランチでも行きませんか」 二人はこれからランチだそうで。
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