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「私もドラマに出たいな~」
「台詞覚えるの結構大変だよ。覚えても本番で忘れちゃう事もあるし」
「私暗記得意なのよね」
ノゾミちゃんは暗記得意なんだ。私は苦手かも。
「変わろうか」
「無理でしょ」
「知ってる。あはは」
もう…せっかくのオファーなんだから頑張らないとね。ドラマが放送されたらトオル君見てくれるかな。
「どうしたの」
「あ、何でもないよ」
やだ私…昨日会ったトオル君の事考えて…。私はアイドルなんだからダメダメ。
「マイミさん。ノゾミさん。ご飯の用意できたみたいですよ」
「ミク。今行くよ」
トモミさんの朝ごはんを食べて今日も一日頑張ろう。私はドラマの撮影があるからみんなとは別行動だけど。
「今日は…マイミはドラマの撮影。ノゾミはグラビアの撮影。ナナミとミクは学校。頑張ってね」
トモミさんの後押しで私達はそれぞれ仕事や学校に向かった。てかノゾミちゃんグラビアの撮影だったのね今日。
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