第一章
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「この高校でも、2、3人メールが届いた人がいるみたいでな 後から一緒に見に行かねーかなーと思ってよー」 恋が胸を張って言った 「ネットでものすごく騒がれているみたいだよ」 璃人がいつもの癖で眼鏡をくいっとあげながら続ける 恋の話を聞いた俺は昨日のメールを思いだし、おもむろにSNCを操作し 昨日届いたメールを見えるようにして差し出した 「そのメール…昨日俺のところにも届いたんだけど」
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