第一章

8/39
前へ
/44ページ
次へ
教室に入ると先に来ていた恋が璃人となにか話していた 「斗真おせーよ」 「お前が速すぎんだよ」 サッカー部の恋の走るペースに 帰宅部二年目の俺がかなう分けねぇだろ と、内心文句をいいながら椅子に座る すると、ドアが元気よく開き 「トーマーおっはよーぅ!」 「斗真くん おはよう」 朱里(あかり)と雪風(ゆきかぜ)が教室に入ってきた 彼女たちは恋と同じく 俺が高校に入ってから知り合った友達だ
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加