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部屋に戻るとみかんの皮の山。
「あっああああああああ!! 俺のみかんがぁああああああああ!!」
「うるさいですよマスター!! みかんなら……ほら、これあげますよ」
「一個の半分しかねぇじゃねぇかwwwどんだけ食ってんだお前wwwww」
「そんなことより対戦するんですか? しないんですか?」
「するかボケェ!! そんなことよりってそんなことで済ませられないだろ!!」
バンッ
「魔王!! 貴様を倒しに来た!!」
あっ、忘れてた……
「ままままマスター!! 勇者ですよ!!」
「So!! 勇者!!」
「ななな何で早く言わないんですか!?」
「ささささっき大声で叫んでたろ!!」
慌てる俺ら二人wwwww
「勇者!! 魔王はいたか――って何だこの部屋は!?」
「コタツにみかんの皮!?」
部屋に入ってきた三人は呆然と室内を見回していますwwwww
「よし、レムwww“アレ”だwwwww」
「了解wwwww」
三人がボケーっとしている隙に、レムに指示を出し、俺は三人の前に立った。
まずは時間稼ぎをwwwww
「勇者様がここに何の御用ですか?」
「「「あっ」」」
呆然としていた三人は俺の質問に、我に返って急いで身構える 。
うわぁ、あれメッチャ高い装備やん……まじもんの勇者やん……
「お前が魔王か?」
金ピカの剣を俺に向けて突き出し質問する勇者。
「はっ? 魔王?」
「そうだ。俺達は魔王を倒しに来た」
まじでwwwww魔王って100年前に死んだじゃんwwwww何故今更wwwww
もしかして人間界では魔王は生きてることになってるのか?
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