1人が本棚に入れています
本棚に追加
そのうちに、学校に行く振りをして昼間遊んだ。
夕方には、家に帰らないとな。
あたしの時間は、今しかないもんな。
そんなノリで電車に揺られ、ギタギタした顔の、お父さんの仲間のようなサラリーマンを小馬鹿にして化粧をする。
サラリーマンの足が私のルーズソックスの間にある鞄に足が当たったらチッと舌打ちをして睨む。
ウザいウザい。
みんな朝からセカセカしちゃって。
そんなこと思いながら最終地点まで電車に揺られ、爆睡…。
週に二、三回はそんなことして暇を潰していた。
だってあたしには…
最初のコメントを投稿しよう!