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(リポーター風に言ってみたけどイマイチか、じゃなくてここどこ?なんでこんなとこで僕寝てんの?)
一通り辺りを見渡すと少し離れた場所に紙が一枚落ちているのを発見。
なんだろうと思い立ち上がり少し近づくと真っ白だった紙にひとりでに文字が現れた。
『おはよう、太田太くん。ビックリしていると思うけどこれは現実だから落ち着いて続きを読んで欲しい。
続きを読みますか?』
現れた文字を最後まで読むと目の前の空中に『はい』と『いいえ』の文字が浮かび上がった。
「なにこれこわい」
あまりにも怪奇的な現象を目の当たりにし、思わず独り言を呟いてしまった太田太(おおた ふとし)こと僕は、躊躇いながら空中に浮かぶ『はい』の文字に手を伸ばした。
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