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宙に浮かぶ『はい』の文字に触れるとどこからかテロリンという効果音が鳴り、落ちてある紙とは別の紙が現れた。
「こわっ、なんなのこれ……」
またしても怪奇的な現象に独り言を呟いてしまったデブこと僕は、手を退け新しく現れた紙を見る。今度は初めから文字が書かれていた。
『君、独りで死んでたから可哀想だと思って異世界に送って蘇生させたから。不細工でデブで臭い1hydeな君にプレゼントもあるよ。何でも実現出来る力と基礎体力の向上、おまけに臭いを消してお肌も綺麗にしといたから。その世界の中なら世界を平和に導こうが世界を滅ぼそうが何してもいいから楽しんでね。
P.S チュートリアル機能付けようかと思ったけど面倒なんで止めました。実際に体験して力やその世界の事を知って下さい』
(僕は……臭かったのか……)
揺 れ る 肉
う な だ れ る デ ブ
不細工でデブで元は臭かった僕の異世界での物語が始まった。
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