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私は智美ちゃんに聞いた。
「私みたいにはならないように。」
小さい声でボソッと言った。でも私には聞こえなかった。
「早速、美希のペットを見つけに行こう。」
一番張り切っているのは智美ちゃんだった。
すると見たことがない、ある商店街に来ていた。でも人はたくさん買い物をしに来ている。
「こんなところにいるの?」
私は半信半疑だった。信じているけど、こんな人が集まるところに堂々と妖怪が出現するのだろうか。
「出たー!」
物凄い声で智美ちゃんは指を出現した妖怪に指をさす。
その声に反応して、商店街に来ていたお客さんは私たちを見る。
「うわっ!こっち見てる。何で?」
私は慌てていた。
「知らないの?電界は小学生しか見えないんだよ。って知らなかったんだよね。ゴメン、威張って。」
智美ちゃんが謝った。
「いいよ。大丈夫。気にしてないから。」
私はそう答えた。
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