序章

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夢菜は学校の屋上にいた。 真夜中の屋上は、恐ろしい程静かで、と ても17歳の少女が1人でいる場所には思 えなかった。 しかし、夢菜は物怖じもせず、生気を 失った瞳でフェンス越しに下を見つめて いた。
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