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「ああ。私の屋敷のある近くのとある区域に……凶悪なギャングがたむろしているのだ……」
「ほう……」
真剣な顔つきになる二人共。
「奴らは無差別に建物や人を襲って金品を奪っていく……奴らが荒らした後はそれはもうひどい有様で、まさに極悪非道な連中というか……。あの地域を代表する者として、見てられなくてな……」
困窮した表情を浮かべるアーボック。
先程の傲慢さとは一変した態度に、困惑するミュウ。
「(根はいい人なのかな……?)」
それを見て、ミュウは承諾の意を示そうとする。
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