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「お見苦しい所をお見せしたこと、そして数々の無礼……申し訳ありません。依頼は確かに、請けさせてもらいますが……よろしいですか?」
深々とお辞儀をするブラッキー。
「フン、部下のほうは少しは礼儀を知っているみたいだな。分かればそれで……」
「ですから……今はお引き取り頂けませんか」
穏やかな口調の中にあるのは、口答えを許さない、低く、冷たい響き。
「……フン。じゃあ、頼んだぞ」
結局紅茶には口を付けず、アーボックは出て行った。
扉が閉められてすぐ、ミュウはブラッキーを見据える。
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