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もっと大きな、自分達の実力を最大限発揮出来るような仕事をしたいと思ってしまうのだ。
「まあこればかりは仕方ありませんし……」
「そうだけど……やっぱり退屈だよ!」
ミュウは立ち上がる。
「体が鈍っちゃうよ!……もう暇だからあそこの小さな山吹っ飛ばして来ていい?」
「山はさすがに。せめて建物にして下さいね?」
「了解。じゃあ準備運動でもしてようかな」
と恐ろしいことを冗談半分、本気半分で話していた時、ふと車のエンジン音が聞こえ、家の前で止まった。
「「!」」
二人は顔を見合わせる。
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