魔王、いちごたんを欲する

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「婚約してください!! 」  魔王の間に俺のプロポーズの言葉が響いた。  「い、いやです! 」  俺、魔王アル・ベルゼブブは今日来たるべき勇者を待ち受けていた。  そしてやってきた勇者は、桃髪ツインテール超絶ロリ美少女いちごたん(9)。  ドストライクだった。奇跡のロリだった。  俺はこの幼女に出会うために生まれてきたのかもしれない。  いちごたんとの戦いにより所々穴のあいた魔王の間。その中央に魔力を使い果たした勇者、いちごがいた。  「いちごたん! よく考えるんだ!」  「ふ、ふぇ……? 」  「俺は今年23で、180の高身長だし、年収2億の高収入、偏差値70の高学歴だぞ! おまけに優しい性格つきだ! 」  「魔王やってて優しいわけないです! 」  「子供好きだ! 」  「性的な意味で、ですよね!? 」  ロリ勇者いちごたん……折れないか……!  俺はこの手は使いたくなかったのだが……と一言おいて、座っていた魔王の玉座を降り、近くの棚からある袋を取りだしいちごたんにつきつける。
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