ある日森の中転生者に出会った・・・

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先ほど完成した言語、と言っていたがこれにはわけがある。 段階を経て出来上がったものではなく、 ある時突然、書き文字としてのみ現れたのだ。 なぜある時突然現れたとわかるかというと、 ある年からの書物や遺跡などに突然書かれ始めたのだ。 驚くのはそこだけではない。その文字に魔力を込めると、 そこに書かれた意味のことが起こるということが分かったからだ。 たとえば、剣に魔法陣で炎を意味する言葉を刻むと、 燃える剣が出来上がる。しかし明確に対象、目的、規模などを 記さないと暴走などが起こるため、魔法陣の刻まれている 『魔導具』と呼ばれるものはとても貴重。 古代語の意味等は魔法陣の大家が口伝としているため、 弟子入り以外には知り得る方法がない。 メリットは半永久的に使え、さらに魔術とは別物のため、 属性など気にせず使えることである。 デメリットは書くのに時間がかかる、暴走の危険性、 常に魔力を喰うため、ある程度な魔力が必要なこと等。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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