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1人になった私は それからは毎日が闘いでした
淋しさと虚しさと何で気付いてあげられなかったのか…とらぴょんはどれだけ苦しく淋しく最期を迎えたんだろう…そんな事ばかりを考えて泣き暮らしてた
これじゃ駄目だと仕事に逃げた…最低かもしれない
引っ越ししたので通勤はバスから電車に変わった
自問自答しながら生活している間も捨て猫を何回か見かけたが私は卑怯にも見ない振りをした…
あの心苦しさは今だに残ってしまっている
とらぴょんの一周忌を迎えた頃 久々の休日で気分転換の為にマンションの周りを散歩していたら意気なり男性の怒鳴り声と共にその家から一匹の子猫が私の前に飛び出して来た
白黒の特徴のある毛柄で尻尾はボブテイル
お目の大きな可愛い子……ちょび(ちぃちぃ&くぅくぅのママ)との出逢いでした
私の前を走って逃げていき家の方から男性が大声で(待てこらぁ💢)と叫びながら出て来た…40後半~50前半位のおじさまで顔が恐く25歳だった私は怖くて急いで その場から逃げるように離れた
それから3日程経った頃 コンビニへ行くのにそのおじさんちの前を通ったら玄関先で猫の悲痛な鳴き声とおじさんの怒鳴る声
(まさか飼い猫の虐待😓💧してんの💧⁉)と頭を過った
コンビニの帰りにまた通りやはり怒鳴る声と猫の叫び声が聞こえた…ふと見上げると二階の部屋の窓には四匹程の猫の姿…
遠目からでも分かる程に猫達は痩せていた…
それからはそのお宅が気になり散歩の回数を増やし猫達の様子をうかがった
ある日の日曜に散歩へ
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