第五十五話 浴衣ってなんだエロ過ぎだろ!

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「遊びに行ってきまーす」 「待てアカ!」 走って玄関に行ったアカを僕は居間から呼び止めた。 「なにさナナ兄」 「宿題やってから行きなさい」 「やだっ!」 即答。 アカは玄関の方へ消えていく。 「待て待て待て待て!」 僕はソファーから飛び起きて靴を履こうとしているアカを捕まえた。 「なーーにーーぃーー!!」 「なにじゃない! ちゃんと宿題やってから出掛けなさい」 「なんでいきなりサザェさんみたいなこと言うのさ!」 鰹ーーーーーー!! 「……そんなこと言って、最終日まで残して慌てるのは自分なんだからな」 「ぐっ……」 「そうよアカ」 ラフな格好のコウが階段を下ってきて言った。 「去年だって自由研究を最後まで残してたし、今年は夏休みを惜しむくらいの余裕を持ったら?」 「ぐぬぬ……」 二対一で戦況の悪いアカ。 もうすぐ折れるかな?
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