― 続編 ―

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――――――― ―― ――― 聡「お兄ちゃんっ!」 お兄ちゃんの病室に 飛び込んだ。 病室の中では お医者さんと看護師さんが 忙しくかけまわっていた。 僕は 目を見開いて その光景を 目に焼き付ける。 というか、 焼き付いて離れなかった。 聡「お兄ちゃんは 助かるの…?」 僕の 細いこの声は 病室の雑音に 巻き込まれ 消えていく。 でも 次の瞬間だった。 一瞬にして 視界が黒く染まる。
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