stage 1

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「な、な、何言ってんの!急に!!」 ゼイゼイと呼吸の音が 聞こえそうなくらい どこで息を吸ったかも 定かでない返答。 「そんな興奮すんなって」 「別にしてません、興奮なんて」 旬は私を見て、プフッと吹き出した。 ……ムカつく。 何でこの兄貴は、かわいい妹を こうも、からかうかな? 「まぁ、別に泊まらなくてもいいけどさ。 早いとこイサのマンション行って、マーキングでもしとけよ」 「マーキング?」
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