転生日記3P【ギルドでおしごと!】

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まずは状況の確認だ 相手の人数は全部で3人 ここは路地裏の通路の部分で、目の前にニヤニヤしたバカが3人立ちはだかっている。どうせ俺みたいに迷いこんだ女の子を狙っていたのだろう 次に持ち物。焼き鳥×2に、焼き鳥屋のおっちゃんにもらった赤いジュースだけだ あ、一応言っておくが焼き鳥とかは焼き鳥屋の前でジーッとしてたらおっちゃんがよくわからない赤いジュースと一緒にくれた たしか………なんとかの生き血を加工したものだと言っていた 最初は流石に渋ったのだが、せっかくおっちゃんがくれたので飲んでみた するとこれがうまいのだ。味的にはコーラだ というわけで持ち物は焼き鳥×2とコーラ擬きだ………どうしよ 「なぁなぁ嬢ちゃん無視は一番傷つくんだけどなぁ」ガシッ 肩を捕まれた。なぜだろう………とても不快だ 肩を捕まれたことにより意識は前方へ。いつの間にか後ろに回り込まれており目の前には最初に話しかけてきた男のみだ そこで後ろから何かを突き付けられる 「叫ぶなよ?叫んだら俺の手が滑るかもしれないからなぁ」 ツンツンと何かが背中に触れる。先端が尖っているのでナイフか何かだろう ………なんでこうめんどくさいことになるのだろう そう言えばギルドの変態(女)により溜まった鬱憤を晴らすチャンスだな、よし 「わかりました。大人しく従います とでも言うと思ったか?」 言った刹那、ナイフを突きつけてきていた男の顎に肘鉄を食らわす 「ガッ!」 まだ終わらない。脳が揺れて思考もままならないであろう男の脇腹に綺麗な回し蹴りをお見舞いする 「ぐはっ!」ドサッ 1人は沈黙。残り2人はポカーンとしている。先に覚醒したのは後ろに回り込んでいた男だった 「てめぇ!このアマァ!」 俺に殴りかかってくる男。仮にCとしておこう。まだポカーンとしているのがAで寝てるのがBね
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