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「よっ、と」
「あ!ミクルさん!早かったですね!」
ギルドに到着して間もなく、ルカが満面の笑みで迎えてくれた
「あぁ、依頼は滞りなかったよ。ただ証拠ごと消滅しちゃったんだけど………」
「む~そうですか。でも、きちんと依頼は達成したようですね」
「?わかるのか?」
「まぁ大体は。まずその後ろに隠れている子供の服装からして、捨てられたかあるいは奴隷商のところから逃げてきた、そして、今回の依頼の場所である迷いの森は、そっちの名所ですから、大方、依頼対象と接触した後、襲われかけているその子を助けた。どうです?」
「………」
正直驚いた。ほとんど見てたんじゃないかってぐらい正確だし、理にかなっている。伊達に受付嬢をしていないようだ
「ほとんど正解だ。すごいな」
「えへへ~」
よし、それなら話は早いな
「ルカ、この子、多分魔力封印されてるから今から解きたいんだけど……広い場所かしてくれないか?」
「それはいいですけど……封印は解けるんですか?」
「う~ん、多分」
チラッ、とショタを見る
「?」
首をコテッ、と傾げ、どうかしたのおねえちゃん。と目で言ってくる
「うん、大丈夫だ」
「そうですか、では先ほどの闘技場でいいですね」
あれ?あそこって俺とカームさんとの闘いでボロボロじゃあ……
すると、俺の表情から読んできたのか、ルカが答えてくれた
「あ、大丈夫ですよ?あそこは一旦でるとすぐに修復するようにマスターが魔法をかけているので」
マスターすげえ
「それじゃあいきましょうか」
「了解」
「了解!」
ショタが俺の真似をしてきました。そtt(ry
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