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「うーっしそれじゃあ検索検索ぅ!」
慣れた手つきで検索バーを開き、最近の女子高生もびっくりの高速フリック入力を決める
『”世界神 場所 詳しく”……あの、これでは私とやることが変わらないのでは…』
「違う違う。これggr先生じゃないから。safariパークだから。ジャパリパークだから。そう、iPh○neならねwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
『意味が分かりません。あらゆるデータと参照しましたが一致しません。大丈夫ですか?』
「とりあえずお前はバックグラウンドでけも○フレンズでも見てろwwwww」
『了解しました。ダウンロードを開始します。終了。ダウンロード時間0.017秒。全話視聴開始。第一話よりバックグラウンド再生開始いたします』
喋るiPh○neが静かになったのを見計らい、黒ローブは検索を開始
検索結果に目を通していき、逆探知した結果と照合。畢竟、それは黒ローブにとってかなり面倒くさいものだった
「これは……あー、どーすかなぁ」
\スゴーイ!/
「世界神だってだけで面倒くさいのに……なるほどな、奴ら本当に神々には手を出させない気か……」
\ターノシー!/
「だとすると地上の連中に託すしかねーってか……この黒ローブさんともあろうものが指をくわえて見てるだけとは……フッ、ゼウスに話したら300年はネタにされるな」
\アッカリ~ン/
「さっきからうるせーなぁwwwwwwwwていうか三つ目ちげーしwwwwwwwお前のハードウェアをゆるゆりってやろうかwwwwwwwwwwww」
『すみません関連アニメの欄にあったのでつい……』
\ケッコンシテヤンヨ!/
「関連もクソもねーよwwwwwwwwいやABは面白いけどもwwwwwwwww前評判の三倍は泣いたけどもwwwwwwwwwwwゆいにゃんには萌の神髄を見たけどもwwwwwwwwwwwwwwwww」
一通りツッコミ終え、ゼェハァしながらもニヤニヤを崩さない黒ローブは、もういいや、とゼツを無視することに
「まぁこれで世界神の場所は分かったわけだし、大収穫だ」
『あ、まだ見てる途中で』というゼツをさらに無視しながらローブの中に仕舞う
ニヤニヤとは違う笑みを浮かべ、呟いた
「頑張れよー後継者どもーwwww」
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