土銀ー勘違い

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土方『銀時!!』 銀時を探した。 いつものパチンコ屋に甘味処。万事屋にいきつけの飲み屋。 くそぅっどこ行ったんだよ… 銀時『はぁ…』 銀時は河原に居た。 そりゃあ三十路に足突っ込んでるオッサンより若いし可愛い沖田君が良いに決まってる。 でも…別れるならちゃんと言って欲しかった。 土方『はぁっはぁ…』 どこに居るんだよ銀時… 土方『おい』 俺は通行人に銀髪の侍を見なかったかと聞くと河原で見かけた、と。 直ぐに河原に向かった。 銀時『…土方…』 もう俺を見てくれることの無い人の名前を呼ぶ。無性に泣きたくなった。 銀時『ひじっ…か…土方っ…』 土方『呼んだか?』 銀時『へ…?』 土方『泣くなよ。ほら』 優しく涙を拭う彼。 期待させんなよっ… 銀時『は、やく沖田君のところに…』 土方『銀時。あれは事故だ』 銀時『そんな言い訳っ…』 土方『あれは…』 俺は説明をした。 総悟が足を滑らしただけだと。 体を起こすと唇が頬に当たっただけだと。 銀時『ほんと…?』 土方『ああ。俺はお前だけだ。』 銀時『ゴメン…迷惑かけた』 土方『良いんだよ』 その頃沖田は… 沖田『たくっ…バカップルにも程がありまさァ』 橋の上からその様子を見て呟き小さく微笑み‘まあお幸せに’と言いました End
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