私の彼女

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――てっちゃんの意気地無し!!もう知らない! そんな暴言と共に、私は頬に激痛を感じた。 しかし、彼女が何故そうも声を荒げるのか、その時の私には理解する事ができなかったのです。 ただ、そんなお怒りの言葉にさえ、「ああ愛しい」などと内心ほっこりしていたのは、流石にマズイと隠していたのでありますが……。 それにしても―――― 昨今の女性は力が強くていらっしゃる。 ああ、痛い。
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