漆黒の怪物

8/9
140人が本棚に入れています
本棚に追加
/120ページ
小さくノックして入ると大きなソファーに寝っ転がって本を枕に寝てるアルバが目に入った。 「全くコイツは……。」 帰るだけで起こすのは可哀想だからそのまま背負って部屋を出た。 「日本……か。」 アルバ「……にぃ……?」 「アルバ?」 アルバが起きたみたいだからゆっくり背中から下ろす。 アルバ「ご免なさい、兄様ぼく、寝てしまって……。」 兄様はお仕事で疲れてるのに……。 と落ち込んでしまったアルバ。 俺はしゃがんでアルバと視線を合わせるとにこりと笑う。 「俺はお前が元気なら平気だ。それに今日の依頼は簡単だったからな。」
/120ページ

最初のコメントを投稿しよう!