エピローグとプロローグ

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火柱が巻き起こった場所に海は居なく、幾何学模様も消えていた。 神「まぁ彼の可能性は全部引き出しておいたよ。」 セラフィム「あいつのこれからはあいつ次第ってことか。」 神「うん。」 しみじみと確認するように呟いたセラフィムは突然声をあげた。 神「どうしたの?」 セラフィム「仕事だ!溜まってんだよお前がサボって下界に遊びに行ったからッ!!」 神はいつの間にかセラフィムの前で正座している。 余程怖いのかぷるぷると肩や手を震わせ今にも泣き出しそうな雰囲気だ。 余談だが このセラフィムのお説教は神が大泣きしたことによって終わったらしい。
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