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「それじゃ、明日楽しみにしてます❗」
原田はそう言うと電話を切った。
僕はしばらく呆然としたまま携帯を見つめていた。
「碧[?]どうしたの[?]」
突然話し掛けられて僕は我にかえった。
「え…と、何でも無い…」
碧は取り繕うように言った。
「そう…[?]お夕飯何が良いかしら[?]」
碧の母親は息子の態度を怪訝に思いながらもそれ以上は聞かなかった。
「オムライスが食べたい❗」
碧は母親が聞いて来ないのをいい事に夕飯の話題に飛び付いた。
━━━━その夜━━━━
僕はベッドに潜り込む。
『明日は何を着て行こう………[?]』と考えている内に深い眠りに落ちていった。
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