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碧は階下に降りると母親に出かける事を告げる。
「母さん、昼過ぎに友達と出掛けて来るよ。」
「あら、そうなの[?]ちょうど良かったわ❗」
母さんがニコニコしながら僕の手に何か握らせた。
「今日は、私もお友達と約束してたの。これでお夕飯食べて頂戴❗」
『やった~❗臨時収入❗❗』
僕は素直に頂いた。
「ところで、どうして時計とにらめっこをしてるの[?]」
母親が碧に聞く。
僕はよほど時計を気にしていたらしい…。
「えっ[?]❗…な、何でも無いよっ……あっ❗もう出掛ける時間だ❗❗」
「私ももう少ししたら出かけるから。…何かあったら携帯に連絡しなさい。」
「う、うん。分かった❗」
僕はホッとした。
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