いつもの朝

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「んー昨日は2時かなー」 「それ昨日じゃないじゃないのよ! まったくあんたって子はー! ねぇ、お父さん。どう思う? このどら息子、最近朝帰りばっかりなのよ」 母は父の仏壇に朝食を並べて お鈴をチーンと鳴らすと頬に手を当てて呆れたように話した 「おいおい、親父にチクんなよ」 ご飯をかきこみながら千鶴は母を睨む 「だったら毎日ちゃんと早く帰って来なさい! お母さんいつになったらお父さんに相談しなくて済むのか…」 はぁ…とため息をつくと母はゆっくりと立ち上がって私達と同じ机を囲んだ
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