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では、その一定の条件とは何なのだろうか。
聞いてみたがまだ分からないらしい。
とりあえず、この日は皆泥酔しているため
お開きにすることになった。
タツヤは秋をおんぶして帰っていく。
ナカはタクシーに乗せて返したので
残るはこの人だ。
「おきてください、家はどのあたりですか?タクシー呼びましょうか?」
それとも道に放っていってしまおうか・・・。
ナカはまだ住所を言うだけましだけれど
この人は全然言わない。
私はこの人が何だか苦手。
ずっと笑ってる。
人のことを良く見てあわせてる。
そこが苦手・・・。
何だか今日はついてない。
「なんだ、こいつ」
私が目を離しているすきに絡まれてしまった。
もう、こんな所に寝てるから・・・。
「すいません。酔ってるんです」
あわてて唯斗を起こすと
歩きだす。
完璧に泥酔しているから全然住所言わない。
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