1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
世界の見え方がおかしい。
もしかしたらきっと俺はおかしくなってしまったんだろうか?
駅の中を走っている。 後ろで誰かが叫び声をあげて、俺にしがみついている。
女が私を隠し撮りしたとしがみついて携帯をみせろと言ってくる。
そんな女を後ろにいた男がナイフで刺した。
周りの奴らは何もしない。
ただ見てるだけだ。知らない駅の中で俺は立ち尽くしている。
ここは剛志駅です。 小さな用水路?川に囲まれた駅で三人の駅員に道を聞いたら、こう答えた。
知っている駅名だ。 だがその駅ではないことは確かだ。
この道をまっすぐです。 道を進んでも目的地にはつかない。?
早く家に帰らないと……でも頭が痛い、右目と左目で見えている世界が違う。
あいも変わらず女は血塗れで、携帯をみせろと追いかけてくるし、そんな女を男が奇声をあげて刺し続けている。
いつに なっ たら帰ることが出来るのだろう?
この……悪夢から。
最初のコメントを投稿しよう!