人生最悪の夢。

2/2
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
世界の見え方がおかしい。 もしかしたらきっと俺はおかしくなってしまったんだろうか? 駅の中を走っている。 後ろで誰かが叫び声をあげて、俺にしがみついている。 女が私を隠し撮りしたとしがみついて携帯をみせろと言ってくる。 そんな女を後ろにいた男がナイフで刺した。 周りの奴らは何もしない。 ただ見てるだけだ。知らない駅の中で俺は立ち尽くしている。 ここは剛志駅です。 小さな用水路?川に囲まれた駅で三人の駅員に道を聞いたら、こう答えた。 知っている駅名だ。 だがその駅ではないことは確かだ。 この道をまっすぐです。 道を進んでも目的地にはつかない。? 早く家に帰らないと……でも頭が痛い、右目と左目で見えている世界が違う。 あいも変わらず女は血塗れで、携帯をみせろと追いかけてくるし、そんな女を男が奇声をあげて刺し続けている。 いつに なっ たら帰ることが出来るのだろう? この……悪夢から。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!