日常

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「さてと」 目の前にいるドラゴンと向き合った 「こいつ、まじで強いんだよな。ありえねぇよレベル9999越えだかんな」 しかも、なかなか会えない中ボスってとこだ とにかく、俺は神 登録した名前も 神野 太輔(カミノタイスケ)だもんな・・・・・・ ドラゴンに魔法の杖を向ける 「いっけー」 呪文をキーボードで打とうとした バキ ん? なんの音だ?パソコンからか? しかし、パソコンの画面には杖を向けている俺のアバターしかいない 何もしてないよな 「タイスケ。ここ開けない気なのー?」 メキ 俺は 部屋の扉を見る 「まさか・・・・・・・」 遥って、馬鹿力じゃなかったか? この前も、キレて壁に穴開けてたような・・・・・ 「タイスケ?開けないなら扉どうなるか、わかってるよね」 遥の威圧された声 歪む扉 「い・・・・・いまあけまーす」 俺の顔は真っ青だろうな
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