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電車に乗って、二時間。
遊園地近くについた。
「ついたよー♪長かったね……」
「おう……」
琉生真はもう、電車で疲れているようだ。
「駅から15分だって!歩こー頑張って…」
「歩き!?まじかぁ」
「がんばろぉー?」
「お、おう」
歩き出したとき、琉生真が手を出してきた。
「ん?」
「手。あぶねーだろ」
「あ、ありがとう…///」
私は琉生真の手を握った。
久しぶりだから…ちょっと緊張してるみたい…
私たちはそのまま歩いた。
歩いていると、大きなジェットコースターが見えた。
「おっきぃー!すごいね!あれ!」
「あれ乗るとか言わねーよな?」
「え、乗らないの?」
「マジか…」
「なにー?こわいのー?(笑)ここ来たらあれでしょ!」
「こ、こわくねーし。乗ってやるよ」
琉生真はあんまりジェットコースターが好きじゃないみたい。
でも、私は琉生真をからかうのが面白くて…かわいくて……
これから楽しい時間を過ごすんだなっておもうとワクワクしてきた。
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