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光り輝く満月の夜
屋根の上には少女
屋根の下には昼間、甘味屋の女性に暴力を働いた不逞浪士がいる
屋根の上の少女は静かに音をたてず、不逞浪士の正面に降り立った。
『生きて帰れると思うなよ?』
少女は不逞浪士に向けてそう言い放つと、急所目掛けて突き刺した。
不「ガハッ!………鬼……姫……」
そう呟いて、不逞浪士は倒れ息絶えた。
『……こんな奴ら早くいなくなればいいのに…』
少女はそう呟いて、地面を蹴り屋根に乗った。
遠くから数人の足音が聞こえてくる。
『………やっと来たか』
斉「ここらへんから血の臭いがする……皆急げ」
足音とともにそんな声も聞こえる。
少女は懐から鬼のお面を出す
そのお面を不逞浪士の横に置き、
少女は毎日口ずさむ歌を歌いながら立ち去った。
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