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終いには結局、「何でもいいから学校に行け」に終わった。
―…あー……でもまじやべぇよな……見つかったら俺の学生生活終わりだ。
いっそサボるか……いやしかし今日サボれば本気で姉貴が怖い。
姉貴だけには逆らえない俺は結局、橘に見つからないようにできるだけいつも以上に息を潜めて学校に行くしかないのである。
――…まぁでもそうそう見つからないよな。学校は人が多いし、存在を消すも目立つも俺には簡単なことだ。
昨日は少なからず、あいつに恐怖を感じて慌ててしまったが、落ち着いていればなんとでもできるだろ。
深刻に考えるのが面倒になってきた俺は肩の力をぬき気楽に考えることにする。
「そもそも僕には“頑張る”なんて不似合いだもんね。」
俺は頑張らないで楽に自由な自堕落生活を送るって決めてんだよ。
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